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闇詠ノ日記

人もすなる日記(にき)なるものを闇詠乃もしてみんとてすなり。

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自動ポルタメントを制御する


	VOCALOIDがベタ打ちでもそれなりに歌う理由として、自動でポルタメントがかかるということがあります。が、時として意図しない音程の変化の原因になり、特に音程差が大きいところで自動ポルタメントが発動すると音痴になるので困りますね。どうやらポルタメントは「音符の長さに対し一定(？)の比率で音程の変化部分が作られる」ようなので、これを利用するとポルタメントのかかり具合を調整できます。図にすると一目瞭然ですね。音符を分割して長さを変えてやることで、ポルタメントのかかる範囲を短くできるわけです。後ろの音符はポルタメントの影響する長さが元々短いので、音符長が1/32ぐらいだとポルタメントの影響がほとんどなくなります。変なシャクリが発生してたら長さ1/32の元の音（または子音のみ）＋母音に分割してみましょう。前の音はかなり長い範囲でポルタメントがかかります。母音分割して、母音の長さを色々変えてみて「いい感じ」にポルタメントがかかる長さを探しましょう。母音分割による音量等の変動も発生しますので、その両方をうまく生かせる長さを探すのがコツです。場合によっては母音＋母音のように、さらに分割するのも有効です。ポルタメントをかけたくない、という場合は長さ1/64の母音にしてみましょう。自動ポルタメントはその短い母音にかかるので実質的にはかかってないのと同じになります。ただし母音分割するとそこの音量はあがりますから、音の最後にぴょこんと音量があがってイヤーンな感じになることも。そこで、DYNで音量を抑えてやる、という対処もします。この短い母音の音程を変えることで、譜面上の音程差から生じるポルタメントとは違う音程変化のポルタメントをかけることもできます。 PR 05/03/00:28 VOCALOID2 実践調声ガイドコメント：0 トラックバック:

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