闇詠ノ日記
人もすなる日記(にき)なるものを闇詠乃もしてみんとてすなり。
[PR]
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
||
9/24 リリース曲
nuko008(不思議ノ森) 本当はしばらく先にリリースする予定だったんですが、ミクたんのブームが下火になる前に投下しちゃえ~、ということでw
「不思議ノ森」(作詞:闇詠乃 功良) 不思議の森へおいでよ 年寄り猫が笑った 赤い靴を履いて 猫の後を追いかけた ラララララ ラララララ 子猫も踊るよ バラの垣根越えて 不思議の森へ行くわ 不思議の森で出会った とても素敵な男の子 年寄り猫が笑った それは恋の始まりさ ラララララ ラララララ 子猫も歌うよ 赤い靴を脱いで あなたとふたり踊る いわずもがなですが、不思議の国のアリスがモチーフになってます。ラブソングのつもりだったのに、どう聴いても「みんなの歌」ですねw 次回のミクたんは明るいポップス(学園ラブコメのテーマっぽいの)を歌わせてみるつもりですが、オケが上手く作れるかどうか心配… PR
|
||
9/22 リリース曲
BGML063(外(と)つ国の踊り子)
Tranceのつもりで作ったんですが、実はTrance聴かないのでよくわかってないというw だって文字通り酔いそうになるんだよねーTrance。 |
||
みくたん、スカボロフェアに挑戦
竹下氏、日記の方にリクエストでスカボロフェアと書かれていましたので、ちょっと作ってみました。 「Scarborough Fair」(mp3) …英語は難しいぞ。ということで触りだけになっちゃいましたw ついでなので教育計画8で書いたDAWの話をもう少し。 VOCALOIDエディタだけでキレイに歌わせようとすると地獄を見ます。このスカボロフェアも(それなりに時間はかけましたが)VOCALOIDエディタで作ったwavファイルは結構ロボってます。 ・VOCALOIDエディタで作ったwav (mp3化) ・おまけでvsqファイルも。ブレス(息継ぎ)の入れ方とか参考になるかもです。 ね、そんなにキレイじゃないでしょ。実はこの程度でいいんです。これをDAW(闇詠乃はACID使ってます)に読み込んで、エフェクターをかけるとアラ不思議。 ・DAWでエフェクト処理した後 (mp3) ロボっぽさが薄くなってますよね。エフェクターはまずコーラスを薄くかけ、それからリバーブをかけています。またボリュームをまめに調整してギクシャクしているところを滑らかにしています。 ACIDは安いやつ(闇詠乃のはMusic Studio)でいいので、あるとmix作業がかなり楽になると思います。フリーソフトでもいいっちゃいいんですけど、安定性やエフェクターの性能を考えるとねー。 |
||
ミクたん教育計画修正
修正っていうか、カテゴリ選んだときに上から順に並ぶようにしました。これで少しは読みやすくなったかなぁ。
クリプトンさんの公式ブログにミクたんの画像ファイルが載ってました。ブログでの紹介等に使っていいそうなんで、さっそく使わせてもらいましたとさ。 |
||
1.下準備(「初音ミク」教育計画)
DTMなんてやったことないけど、つい買ってしまったミクたん。音痴で電波でロボな歌声にガッカリしてたりしませんか? そんなあなたのためのミクたん教育計画です。全8回に渡る手順は実際に闇詠乃がデータを作る際のものです。ですからこの程度やこのくらいには歌うようになりますよ。 そんなミクたん教育計画、第1回は「下準備」です。 1.下準備 ・メロディを入力する(別途シーケンサで打ってMIDIファイルを読み込ませると楽) ・歌詞を入力する(ノートを選んで流し込みすると楽) ・デフォルト歌唱スタイルをベンドの長さ4-8%、アクセント0-5%、ポルタメントは無しにして、トラック全体に設定する ・ベロシティ(子音の強さ)を弱め(20~40ぐらい)で一定の値に設定する ・ダイナミクスを80程度で一定の値に設定する ここまでは上手く歌えてるかどうか気にせず設定しましょう。 各設定について簡単に紹介しておきます。 [ベンドの深さについて] ベンドの深さを大きくすると音程(ピッチ)の揺らぎが大きくなり、人間っぽいけどちょっぽり音痴になります。逆に小さくすると音程は安定しますがのっぺりした感じになります。 後で一音づつ変更することもできるので、どちらかといえば小さめに設定した方が無難でしょう。闇詠乃は4%にしています。 [アクセントについて] アクセントを強くすると、そのノートにアクセントをつけて歌ってくれます。音量が大きくなり、発音も強くなるようです。 これをマメに一音づつ設定するとかなり人間っぽくなるのですが、デフォルトの歌唱スタイルをトラック全体に設定するとチマチマ直したアクセントが全部吹っ飛びますので、作業的には最後の方でやるといいです。 これも小さめの数値の方がよいと思います。闇詠乃は0%にしていますが、ポップス/ロックなどは10%程度でもいいかも。 [ポルタメントの付加について] 音程差がある音をなめらかに繋ぐのがポルタメントです。音程が上昇する上行形と、下降する下行形があります。 ちょっとわかりにくいのですが、ポルタメントを設定したノートの前のノートが変化します。ただし、ある程度の長さのあるノートにしかかからないようです。 音程が大きく離れている場合は、かなり強烈な音程と音量の変化が生じますから指定しない方が無難です。音痴になります(だがそれがイイという話も…なくはない)。 つづく。 |
||
2.ボリュームの調整(その1)(「初音ミク」教育計画)
DTMなんてやったことないけど、つい買ってしまったミクたん。音痴で電波でロボな歌声にガッカリしてたりしませんか? そんなあなたのためのミクたん教育計画、第2回は「ボリュームの調整(その1)」です。 2.ボリュームの調整(その1) 一度通して聴いてみて、ボリュームに不自然なところがないか確認します。 短いノートが多い場合、音が十分立ち上がる前に次の音に移ってしまうため小さめの音になり,たまに出てくる長いノートはしっかり音が立ち上がるので大きな音になります。これがかなりギクシャクした感じに聴こえます。 そこで,ダイナミクスを使って不自然に大きな音になっている長いノートのボリュームを抑えてやります。この段階では少し一本調子かなぁ、というぐらいでいいと思います。 長いノートが多い場合はあまりこのようなことにはならないようです。童謡みたいなのを歌わせるとベタ打ちでもまともなのはこれが原因かなぁ。 さて、既にオケ(バックの演奏)ができている場合は、ここで一度wav化して仮mixしてみるといいです。コーラスやリバーブなどのエフェクタも設定してみてください。なんとなく雰囲気が掴めると思います。 デフォルト歌唱スタイルの設定変更(ベンドの深さとアクセント)はこの辺りで済ませてしまいましょう(なぜかは4.あたりで判ります)。 つづく。 |
||
3.子音(ベロシティ)の調整(「初音ミク」教育計画)
DTMなんてやったことないけど、つい買ってしまったミクたん。音痴で電波でロボな歌声にガッカリしてたりしませんか? そんなあなたのためのミクたん教育計画、第3回は「子音(ベロシティ)の調整」です。 3.子音(ベロシティ)の調整 MIDIをやってる人でもとまどう部分ですが、通常は音量を設定するベロシティがVOCALOID2では子音の強さのコントロールに使われています。 これもわかりにくいのですが、ベロシティの数値を大きくすると子音の成分が短く、ベロシティを小さくすると子音の成分が長くなります。 メロディをMIDIファイルからもってくると、ベロシティがバラついているため子音の長さがメチャクチャになってしまいます。そのためすごく変な発音に聴こえちゃうんですね。 この教育計画では、1.で全体のベロシティを弱め(子音を長め)に設定してあります。なので子音が長すぎるところを短くしていけばいいわけです。か行、さ行、「つ」などの子音はかなり目立つので、他の子音よりも短くした方が自然に聴こえるようです。 か行、さ行などの音だけをベロシティを大きく(子音を短く)、数値は思い切って100前後にしてみてください。あまりチマチマ変えても効果が出にくいようです。 (ら行もベロシティ大きくしましょう。小さいと巻き舌でロボっぽいです…9/7追記) これだけでも発音がかなり良くなると思いますが、後は聴きながら他の子音の長さも適度に調整してください。聴いてて不自然さが少なくなるように調整していきましょう。 つづく。 |
||
4.アクセントの調整(「初音ミク」教育計画)
DTMなんてやったことないけど、つい買ってしまったミクたん。音痴で電波でロボな歌声にガッカリしてたりしませんか? そんなあなたのためのミクたん教育計画、第4回は「アクセントの調整」です。 4.アクセントの調整 ここから先の調整をすると、デフォルト歌唱設定をトラック全体にかけられなくなります(かけるとせっかく調整した値がパーになっちゃう)。念のためファイルのバックアップを取っておくといいかも。 アクセントを付けたいノートを選んでアクセントの値を設定していきますが、強さはデフォルトで設定した値を含めて3-4段階くらいでいいと思います。 例)0%(デフォルトとして設定)、20%、40%、60% 実際に自分で歌を口ずさんで、どこにアクセント(強く声を出している部分)を置いているか確認しながら設定するといいでしょう。 アクセントの調整をするとロボから人間に近づいてくると思います。重要なパラメータですからしっかり調整してください。 つづく。 |
||